NPO祭り_DB001_100選
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日ひ吉よし山さん王のう祭さい日吉大社は比叡山東麓に壮大な社群をかまえ︑比叡山延暦寺を護る地主神の役割をも︒つがふぶき︑鳥居のはるか先の琵そこは全国に3800社ある日吉・日枝・山王神社の総本社で︑比叡山延暦寺建立以前から鎮座する古社である︒社殿にむかう坂の参道を振りかえれば︑桜琶湖が夕陽に輝く︒4月12日夕︑生源寺に神輿の腕組みの若ものが力強くこたえる﹁︒読み上げ式﹂である︒そして一行は大山咋神と妃の鴨玉依姫神を迎える﹁午の神事﹂にむかう︒2柱の神は神輿で下山して東本宮︒へその夜︑神々は結婚するという︒翌日は結婚を祝う稚児﹁の花渡り式﹂がある︒ゴトンと激しく揺すられ︑地面に落下︒御子神の誕生である︒翌日は天台宗総本山比叡山延暦寺の天台座主の般若心経が唱えられ︑厳かな例祭が行われる︒実施日/4月12日〜15日場所/滋賀県大津市坂本日吉大社電話/077-578-0009(日吉大社社務所)交通/JR「比叡山坂本」駅下車・京阪電車「坂本比叡山口」駅下車・湖西道路「坂本北」ICそれは神と仏の融合︒琵琶湖では7基の神輿が船渡御︒そこにあるのは異教を拒まない日本の包容力と﹁和﹂の心︒滋賀県神様が結婚した!そして御子神が生まれた!夜︑神輿は大政所の床でゴトン︑歴豊穣祈願「午の神事」が終わり、2柱の神が下山撮影/芳賀日向6913非精

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