NPO祭り_DB001_100選
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大おお國くに魂たま神社例大祭・くらやみ祭りこの祭りはおよそ千年の歴史をもち︑神輿は江戸の祭りの渡御の原点とされる︒祭祀は4月30日の品川沖で﹁の海上祓式﹂にはじまり︑5月2日﹁の御鏡磨式︑﹂3日夜の﹁競馬式︑﹂4日﹁の御綱掛式﹂と続き︑最終5日﹁の例大祭﹂を﹁動迎座え祭る︒﹂が5あ日るは︒午府後中2時はそよりの霊の降臨をみると罰があたるとされ︑神事は暗闇で行うのが本来の姿なのだ︒この祭りの別名が﹁くらやみ祭り﹂といわれるゆえんである︒午後8時から祭りの核﹁野口御仮屋儀﹂が行われ暗いなかでの秘儀が粛々と進められる︒これは︑かつての武蔵国一帯の一宮から六宮までの神霊が︑国府の霊の鎮まる総社に集まる祭りでもある︒いわば神々の参勤交代だ︒みどころは5日の夕方4時ごろから﹁の神輿発御﹂から7時ごろのお旅所到着までの間だろう︒それ﹁は神人さん﹂とよばれる15軒が連綿と行う伝統神事︒腹をゆする巨大な太鼓の音︑装束行列など︑じつに重量感のある祭りだ︒日︑午後2時以降灯りをつけてる︒それは大国主命が野口家に東京都大国主命は出雲より武蔵へ歴77実施日/4月30日〜5月6日場所/東京都府中市大國魂神社電話/042-362-2130(大國魂神社)交通/京王線「府中」駅下車・中央自動車道「国立府中」IC21勇非

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