NPO祭り_DB001_100選
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山さん王のう祭まつり﹁山王信仰﹂は仏教僧最澄が中国天台県にある霊山・天台山の地主神︑護法神﹁の山王﹂を滋賀県大津市の比叡東麓に鎮座する日吉大社だ︒東京では江戸の総氏神であり︑将軍家の産土神の日枝神社がそれで︑その例祭が﹁山王祭﹂である︒これ神祭﹂とならぶ日本三大祭りとされ︑皇城鎮護と都民の平安を祈るもの︒6月15日︑大東京の真ん中を氏子地域72皇居を中心に上町と下町にわかれて連合渡御をする︒そこがこの祭りの見どころである︒江戸時代には3基の神輿に︑大伝馬︵町﹁諫鼓当時鶏のの︶吹︑貫善の政山を車意﹂味をす一番るとし︑四十五番の霊岸島銀町四丁︵分当時﹁の︶猩々の山車﹂までの45基が堂々の神幸をしたという︒将軍高覧の天下祭である︒時代は令和︑2年にいちどの神幸が永田町の高台に鎮座する日枝神社を出発︒行列は長さおよぶもの︒神幸は国会議事堂前を通り︑お堀端を進み︑警視庁を経由して坂下門︒へここで行われるのが皇室の安泰を祈る神事だ︒皇居の佇まいと後方の丸の内ビル群︑東京駅︒なんと非日常の景色か︒さらに丸ビら銀座4丁目を通過して日枝神社に還御︒大東京ビジネス街の江戸絵巻だ︒東京都皇居を前に丸︑の内を背に︑進む神輿の非日常撮影/芳賀日向非実施日/6月7日〜17日(西暦偶数年)場所/東京都千代田区永田町日枝神社電話/03-3581-2471(日枝神社)交通/東京メトロ千代田線「赤坂」駅・銀座線/南北線「溜池山王」駅下車8629

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