NPO祭り_DB001_100選
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真冬の雄物川は音もなく︑あたりは白の世界である︒遠くか声が︒赤・黄・青色の飾りをつけた各地区﹁のぼんでん﹂が町くる︒純白の大地に色とりどり﹁ぼんでん﹂は神霊の依代で︑神々の︑白い世界の壮絶エロス︒北関東から東北にかけて多くみられるものである︒それらは川岸で気勢をあげたあと︑順に舟ゆく︒水面に映るのは逆さ鏡︒新川くり対岸に︒そこから伊豆山神社への登攀がはじまる︒細い登山道の雪は太ももにまで達する︒一行は雪を踏みかためながら急坂を登る︒吐く息が白︒いメガネが曇る︒汗が額を伝わり目にしみる︒長靴に縛りつけていた新しい眺めている暇はな︒い伊豆山神社に到着﹁︒ぼんでん﹂が次つぎと神社に突入︒そして激しいもみあ︒いそこは一気に動の世界︒ホラ貝が一段と激しく吹きならされ﹁︑ぼんでん﹂が拝殿の奥を突いては引く︒そこにみたのは秋田県そこは神々の白い世界な︒い時おり雄物川が目に入る︒映厄災除去の大飾曲り花が館目地に区もの鮮冬やのか風︒物大詩仙だ︒市撮影/芳賀日向59実施日/2月11日(祝)場所/秋田県大仙市大曲地域花館地区〜雄物川端〜伊豆山電話/0187-62-3012(大仙市花館公民館)交通/JR「大曲」駅下車・秋田自動車道「大曲」IC3川を渡るぼんでん

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