NPO祭り_DB001_100選
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﹁古来若一王子権現とも称された王子は和歌山県熊野三社の内の祭神・速玉男命で上古紀伊国熊野浦から船出したが︑嵐で船が難破︒これを見た蛸たちが王子を大蛸に乗せて吉備国にお着けした︒その後王子は中国山脈を超えてついにこの福岡にきはその故事を忘れまいと祭事化したものだ︒倉敷駅をでた伯備線は高梁川を北︒へ若い女性運転士さんの凛としたうしろ姿が美し︒い神社拝殿で大注連に速玉男命の御霊を入れる神事が終わる︒氏子一同﹁大注連縄神事﹂を行う舞堂に入る︒見物人はその板壁の割れ目からの見学だ︒神せち︑12舞人うが︒舞さ堂らににか下け帯こみ姿︑の1男人たに中央に進みでる︒そこで彼は全員にかつぎあげられ︑神楽囃子にあわせて押しあい︑もみあ︒いこれは海を渡る船を蛸が支えている様子だとか︒最後﹁は蛸回し︒﹂堂内の丸太にふたりの若ものがしがみつき︑ぐるぐるまわされる︒これは無事に王子た︒﹂社伝の要約である︒これの命を助けたことを蛸たちが喜いう︒下の男たちが蛸の足であみれば絵馬ならぬ絵蛸が︒ひなびた神社を後にする︒夕陽に輝く柿の実1個︒その朱が秋の終わりを告げていた︒び︑舳先に抱きついている姿だとる︒祭りが終わり︑拝殿の下を鳥取県大山の山懐に蛸が舞う秋珍実施日/10月第3土曜日〜日曜日場所/鳥取県西伯郡伯耆町福岡地区福岡神社電話/0859-62-0712(伯耆町教育委員会生涯学習室)交通/JR「黒坂」駅下車→路線バス・米子自動車道「溝口」IC13880稀疎福岡神社蛸たこ舞まい式神事

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