NPO祭り_DB001_100選
97/106

須す賀か川がわの松たい明まつあかしし︑須賀川二階堂の初代当主宗︒彼は怒涛の勢いで東北に勢院︒正宗は須賀川の伯母に何し︑政宗と一戦まじえることに︒る︒五老山にバキバキ燃えあが文安元年︵1444︑︶鎌倉から二階堂為氏が須賀川に下向となる︒その後︑戦国のなれから割りこんできたのが伊達政力を拡大する︒ときの須賀川城主は政宗の伯母にあたる大乗度も使者をつかわし︑己の配下になるよう説得するも彼女はそれを無視︒結果︑二階堂家臣や領民は城主のために死を決議戦闘は熾烈をきわめるも︑身内は滅亡︒そこに残されたのはあの伊達軍勢を前に最後まで君士の美学︒それはいまに語り継がれる美談なのだ︒この祭りは二階堂の無念を永遠にとどめようとする須賀川る高さ10蓮の炎は須賀川城の落城を思わせ︑うず巻くのは二階堂武士かり聞きとげる須賀川の人びと︒420年を経たいまも色あせることはな︒い滅びの美である︒福島県それは藩主二階堂への鎮魂の祈り実施日/11月第2土曜日場所/福島県須賀川市二階堂神社〜五老山電話/0248-88-9144(須賀川市観光交流課)交通/JR「須賀川」駅下車・東北自動車道「須賀川」IC・福島空港→路線バス15091巨災映

元のページ  ../index.html#97

このブックを見る