日本の祭りレポート
ほうねんさい ふるげんのみーみんめー
「ミーミンメー」とは「耳ン舞」のことで、ミルク(弥勒)様の福耳を意味し、幼子たちがジンナークという飾りのついた棒を両手にして耳にあてて踊るもの。午後5時、一行は古堅集落の祖とされる照屋家から拝所に向けて行列。それは旗を先頭に、ドラ・太鼓・ミルク様・子どもたちの世話役ウスメーとハーメー、そして天使の踊り子たち、それに集落の人たちが続き、最後尾は「豊年」と書かれた旗頭という構成。ドラと太鼓を打ち鳴らしながら“ミーミンメー シーアープー”の唄で進む集団はまさに幸せな沖縄の風情。彼らは3か所で拝み、若者らは伝統棒術・ハイファー棒*を披露し、最後はミルク様が踊ります。
【取材・文:苦田秀雄】
約200年前に首里から南城市大里古堅地区に伝わったとされる五穀豊穣や子孫繁栄を願う伝統行事。南城市の無形民俗文化財にも指定されています。弥勒(ミルク)や旗頭を先頭に踊り手の子どもたちが、地域の拝所や集落内を練り歩きます。耳たぶをつかみながら「ミーミンメー」と歌い踊る子どもたちの姿が可愛らしく、地域の活力となっています。
※出典:ダイドーグループ日本の祭り
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