日本の祭りレポート

堀之内十五夜まつり

ほりのうちじゅうごやまつり

堀之内十五夜まつり1
堀之内十五夜まつり2
堀之内十五夜まつり3
堀之内十五夜まつり4
堀之内十五夜まつり5
DATA
敬老の日の前の金曜日~日曜日
新潟県魚沼市堀之内 八幡宮境内
025-794-2433(堀之内商工会)
JR上越新幹線「越後堀之内」下車   関越道「堀之内」IC
※取材時2016年の情報です。変更になる場合もございますので、お出かけの際には事前にご確認ください。

われ神となりて川を流れる

ここは米どころ、新潟県魚沼市の堀之内。祭りの前夜は雨でした。でも花火があがります。それは奉納者一人ひとりの、“お父さん、お母さん天国で幸せに”などの言葉をそえてあがってゆく奉納花火。
翌日、六間小路の薬局の二階から通りを見おろせば、どんどんやってくる樽神輿にまたがった若者の表情はもう恍惚、昇天状態。暴れまくった神輿は次々と魚野川の「神輿流し」へ。若者らは下帯姿で、鉢巻きに御幣をさして神輿によじ登り、次々と川に飛び込みます。それは御幣に宿った神様を川に還すこと。堀之内全体の禍や穢れも流すのでしょうか。前日の雨で川は結構な濁流。でもハチマキにさした御幣は見事川に流れました。

【取材・文:苦田秀雄】

概要

堀之内十五夜まつりは旧暦の8月15日に行われる堀之内の鎮守さまである「八幡宮」の秋祭りで、元禄4年の記録以降、300年以上の歴史があります。古くから宿場町として栄えた堀之内の人々は、昔から祭りが好きで、京都などの祭り文化を取り入れていたようです。初日の宵祭りに八幡宮から御幣を授かり、最終日の後祭りに魚野川に納めます。

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