日本の祭りレポート

真鶴貴船まつり

まなづるきぶねまつり

真鶴貴船まつり1
DATA
7月27日~28日  ※毎年同日
神奈川県足柄下郡真鶴町
0465-68-1131(真鶴町産業観光課)
JR東海道本線「真鶴」駅下車
※取材時2010年の情報です。変更になる場合もございますので、お出かけの際には事前にご確認ください。

職業が祭りの役割を分担

ここは神奈川県真鶴半島三ツ石。7月27日の朝10時、東西の小早船が真鶴湾に進水。お仮殿前の岸壁には神輿船が囃子船、櫂伝馬(かいでんま)船とともに待機。献幣使が神輿船に乗るのを合図に囃子が奏され、櫂伝馬が諸船を曳航して貴船神社下の宮の前岸壁に向かいます。満艦飾の小早船は豪華絢爛。翌28日は発與祭が行われ、鹿島連と花山車が奉納され、これに神輿と囃子が一緒になって町内渡御を始めます。町内あちこちで鹿島踊が奉納されます。それは相模湾一帯の22社に伝承される神事舞踊。都の雅と江戸の粋、それに地域の文化が融合した、これは廻漕業と石材業合体の祭りです。

【取材・文:苦田秀雄】

概要

日本三大船祭りのひとつで、国の重要無形民俗文化財の伝統ある祭りです。 東西二隻の色鮮かに装飾された小早船の「水浮け」(進水式)から始まり、櫂伝馬が各船を曳航して貴船神社前とお仮屋までを往復海上渡御します。翌日は、神輿や花山車が町内をまわり、随所で住民の平穏な生活と諸願成就などを祈願する鹿島踊りが踊られます。 東西二隻の色鮮かに装飾された小早船の「水浮け」(進水式)から始まり、櫂伝馬が各船を曳航して貴船神社前とお仮屋までを往復海上渡御します。翌日は、神輿や花山車が町内をまわり、随所で住民の平穏な生活と諸願成就などを祈願する鹿島踊りが踊られます。

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