日本の祭りレポート

海南神社・面神楽

かいなんじんじゃ めんかぐら めんかぐら

海南神社・面神楽1
海南神社・面神楽2
海南神社・面神楽3
海南神社・面神楽4
海南神社・面神楽5
DATA
11月初めの未(ひつじ)の日の翌日、翌々日の申(さる)、酉(とり)の両日
神奈川県三浦市三崎 海南神社
046-881-3038(海南神社)
京急線「三崎口」駅下車 
※取材時2021年の情報です。変更になる場合もございますので、お出かけの際には事前にご確認ください。

地域住民の地域住民による神楽

「海南神社・面神楽」は舞台を清める「国固め」から始まり、天照大神が天の岩戸からでてくる「岩戸開き」までの25演目が伝承されています。特徴的なのは漁業の町にふさわしい「浦島太郎」、「恵比寿の舞」、「三人囃子」がみられること。不漁の時は「漁神楽」として「恵比寿の舞」が、豊漁の時は「礼神楽」として「浦島太郎」が舞われます。さらに、御伽草子(おとぎぞうし)からの演目「さるかに合戦」、「舌切りスズメ」などもユニーク。ほかにも「花咲かじいさん」や「桃太郎」などもあり、まさに神楽と能と歌舞伎に芝居がミックスしたような印象。

【取材・文:苦田秀雄】

概要

主に日本の神話を題材に面をつけて舞う海南神社の「面神楽」。演目は現在まで国固め、恵比寿の舞、湯立、岩戸開きなど多くの演目が伝承されていて、演目の中には、海神に漁の安全や大漁祈願を願った「恵比寿の舞」や「浦島太郎」、世の中を平和にする泰平の舞を舞う「三人囃子」など漁業を中心に発展してきた三崎特有のものもあり見逃せません。

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