日本の祭りレポート

生立八幡宮神幸祭

おいたつはちまんぐうしんこうさい

生立八幡宮神幸祭1
生立八幡宮神幸祭2
生立八幡宮神幸祭3
生立八幡宮神幸祭4
生立八幡宮神幸祭5
DATA
5月第2日曜までの3日間
福岡県京都郡みやこ町犀川生立 生立八幡宮
0930-42-0506(生立八幡宮)
平成筑豊鉄道「犀川」駅下車  東九州自動車道「今川スマート」IC
※取材時2017年の情報です。変更になる場合もございますので、お出かけの際には事前にご確認ください。

祈りはチカラ

天を突き刺す山笠の高さは15メートル。総重量3.5トン。担ぎ手ほぼ80人。ひとりが担ぐ重さは4キロ。それは赤・黄・青・緑のラシャ布でくるまれ、赤が基調の多くの幟と5色の色紙を貼りつけた「ヤナギ」を立て、その景色は剣山に刺した巨大な活け花。祭り初日は神社の前の今川の水で神輿や山笠を清める「お潮井採(しおいと)り」などがあり、2日目は神霊が大村区へ巡行する「お下り」です。生立八幡宮を出御した3基の神輿が田園を巡ります。一行が大村区に着けば、羽織袴の氏子たちがこれを迎え、厳粛に「立屋敷神事(たてやしきしんじ)」が始まります。実は大村区のその場所こそ応仁天皇が初めて立った所とされ、「生立」の地名の由来なのです。

【取材・文:苦田秀雄】

概要

初日の「お潮井採り」、2日目の「お下り」、3日目の「お上り」と御神輿の渡御行事からなる生立八幡宮神幸祭。八基の山笠が御神輿に随行して神社前の馬場を100メートル移動します。約100人が一気に、約3.5トンのヤマをギシギシと軋ませて担ぎあげる姿は「力の奉納」と呼ぶに相応しい勇壮な祭りです。

※出典:ダイドーグループ日本の祭り

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