日本の祭りレポート

平岡 鳥見神社の獅子舞

ひらおか とみじんじゃのししまい

平岡 鳥見神社の獅子舞1
平岡 鳥見神社の獅子舞2
平岡 鳥見神社の獅子舞3
平岡 鳥見神社の獅子舞4
平岡 鳥見神社の獅子舞5
平岡 鳥見神社の獅子舞6
平岡 鳥見神社の獅子舞7
平岡 鳥見神社の獅子舞8
平岡 鳥見神社の獅子舞9
平岡 鳥見神社の獅子舞10
DATA
5月3日 ※毎年同日
千葉県印西市平岡 鳥見神社
0476-33-4714(印西市教育部文化振興課)
JR「小林駅」から徒歩14分
※取材時2024年の情報です。変更になる場合もございますので、お出かけの際には事前にご確認ください。

苗の成長を願う獅子の霊力

印西市は、かつて利根川水運の隆盛と共に宿場町として栄えました。現在は、都会的で美しい街並みに外資系巨大物流センターや大規模商業施設が加わり、暮しやすく働きやすい町として人気です。その印西市で農村の面影をとどめているのが平岡地区。鳥見神社の獅子舞は、苗代(なわしろ=稲の苗床)の種籾(たねもみ)まきの終了を祝う「オコト」という行事の日に行われてきたもので、お田植え神事に比較すると珍しい行事です。鎮守の森で、ジジ(親獅子)、セナ(若獅子)、カカ(雌獅子)の三匹獅子による、「初の切」「二の切」「弓くぐりの舞」など、いくつもの力強い演目を拝見しました。帰路、駅までの道すがら目にしたのは満々と水を張った田んぼの広がり。農耕と祈りの近しさを思わずにいられませんでした。「オコト」はおそらく「御事」かと。

[取材・文:加藤正明]

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