日本の祭りレポート

金櫻神社 春季例大祭

かなざくらじんじゃ・しゅんきれいたいさい

金櫻神社 春季例大祭1
金櫻神社 春季例大祭2
金櫻神社 春季例大祭3
金櫻神社 春季例大祭4
金櫻神社 春季例大祭5
金櫻神社 春季例大祭6
金櫻神社 春季例大祭7
金櫻神社 春季例大祭8
金櫻神社 春季例大祭9
金櫻神社 春季例大祭10
DATA
4月第4土曜日~日曜日
山梨県甲府市御岳町 金櫻神社
055-287-2011(金櫻神社)
JR中央本線「甲府」駅下車 路線バス  中央高速道路「甲府昭和」IC(東京方面)  「双葉スマート」IC(名古屋方面)
※取材時2024年の情報です。変更になる場合もございますので、お出かけの際には事前にご確認ください。

金の成る木の金櫻(民謡)

この神社は日本一の峡谷美を誇る昇仙峡の上の金峰山を御神体とし、その中腹に鎮座する里宮が神楽の行われる金櫻神社。御神宝はこの一帯から採れる水晶。水源信仰の地です。神社に向かう200段以上の急な石段を登れば御神木の金櫻(鬱金の櫻)がお出迎え。2024年4月27日、それは枝がしなるほどの大満開。参拝すれば金運に恵まれるとか。
拝殿での神事が始まりました。そこで僧侶が拝んだのがとても印象的でした。まさに神仏習合。大々神楽は26演目あり、午前中は天照大神、四弓など。午後は五龍王、大蛇、猿田彦命、偏幣、大山祇命など。鞨鼓、大胴、笛の囃子で舞います。その鮮やかな衣装が新緑に映え、所作は象徴化されたもの。頬をやさしくなでる緑風、四方を取り囲む新緑は山を笑わせ、紅白満開の金櫻、彩色鮮やかな衣装の神楽はあくまでもゆったりと、おだやかなお囃子。これぞ日本の祭りです。

[取材・文:苦田秀雄]

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