日本の祭りレポート

長者・中根十三社祭り

ちょうじゃ・なかねじゅうさんしゃまつり

長者・中根十三社祭り1
長者・中根十三社祭り2
長者・中根十三社祭り3
長者・中根十三社祭り4
長者・中根十三社祭り5
DATA
9月25日 ※毎年同日
千葉県いすみ市岬町 押目八幡神社・岬運動公園など
0470-62-1243(いすみ市オリンピック・観光課)
JR外房線「長者町」駅下車  九十九里有料道路「一宮町新地地先」IC
※取材時2019年の情報です。変更になる場合もございますので、お出かけの際には事前にご確認ください。

“おおやのへいだ”

この祭りで目立つのは中根地区5つの神社が伝統行事の「堰(せき」づつね」をした後、押日八幡神社で人間ピラミッド「おおやのへいだ」を披露する部分。それは親神様である椎木大宮神社から幣(へい)をいただいたこと(大宮の幣だ)ではないかとされる掛け声。そして特殊神事の「廻り松」。一方、長者地区は4つの神社神輿と2基の子ども神輿が屋台に先導され、「祭唄」を唄いながら地域を練って夕刻天神社に集結。ここで見せるのが「にぎやかし」。それは800キロの神輿を抱えて疾走し、神社を一周。それが終わった頃、中根地区6基の神輿も参加しての「大別れ式」。それぞれの神様が、“また来年”と、感動の別れをするのです。

【取材・文:苦田秀雄】

概要

お国自慢で見せたいものは、おおやのへいだ(親の日だ)と廻り松。おおやのへいだは上総の奇祭といわれ、若い衆が3層4層の櫓を組み一番上の者が日の丸の扇を開き、「おおやのへいだ」と叫びます。長者地区・中根地区の両地区から繰り出した神輿が岬運動場に集まって展開される勇壮な大別れ式は、多くの人出で賑わいます。

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