日本の祭りレポート

若宮八幡はだか祭り

わかみやはちまんはだかまつり

若宮八幡はだか祭り1
DATA
旧暦10月14日、16日に近い金曜日~日曜日
大分県豊後高田市 御玉橋周辺・桂川河川敷
0978-22-2214(豊後高田市商工会議所内豊後大たいまつ実行委員会)
JR日豊本線「豊後高田」駅下車
※取材時2005年の情報です。変更になる場合もございますので、お出かけの際には事前にご確認ください。

大松明の炎に照らされて神輿は川で暴れる

祭り初日の金曜日、神輿は桂川対岸の下宮に渡御し、最終日の日曜日に若宮八幡宮に還御します。その渡御と還御の「川渡し」が見もの。御玉橋の下に据えられた太鼓が打ち鳴らされ、大松明に向けて火矢が放たれます。長さ16メートル、重さ5トンの大松明は日本最大。数本の火矢が大松明に刺さりました。それは巨大な火の塊となり、赤々と夜の桂川を照らします。すると対岸からおよそ80名の若者に担がれた神輿が「川入り」を始めます。重さ1トンの神輿が川の中で大暴れ。松明が燃えさかり、太鼓は勇壮に、祭りはクライマックスへと向かいます。これは勇ましさと神々しさが同居する祭り。

【取材・文:苦田秀雄】

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