日本の祭りレポート

葵祭

あおいまつり

葵祭1
葵祭2
葵祭3
葵祭4
葵祭5
DATA
5月3日~15日(「路頭の儀」「社頭の儀」は5月15日)
京都市 京都御所(上京区)・下鴨神社(左京区)・上賀茂神社(北区)
075-212-1717(京都市観光協会)
JR東海道新幹線ほか「京都」駅下車  地下鉄烏丸線「丸太町」駅下車
※取材時2018年の情報です。変更になる場合もございますので、お出かけの際には事前にご確認ください。

そこに平安の雅が

日本を代表する、日本最古級の祭り「葵祭」。「石清水祭」「春日祭」と並ぶ三勅祭のひとつです。誕生は古墳時代後期の欽明天皇の時代に全国が風水害に見舞われ、飢餓や疫病が蔓延したことが発端。祭りは諸々の前儀を経て5月15日の「路頭の儀」、「社頭の儀」を迎えます。12日は中核の秘儀である神霊誕生の「御阿礼祭(みあれまつり)」が上賀茂神社で催行(「阿礼」は神霊誕生の意)。そして有名な15日の「路頭の儀」と「社頭の儀」。前者は斎王代を中心におよそ500人が御所から下鴨神社を経て上賀茂神社に巡行。隊列が進むのは平安の速度。後者は天皇の使者である勅使が賀茂の大神に参拝する儀式です。京の都が平安に戻る日。必見です。

【取材・文:苦田秀雄】

概要

千数百年前に始まったと云われる京都三大祭りの一つ葵祭。京都御所を出発した行列は平安風俗そのままの絢爛豪華な姿で下鴨神社、上賀茂神社へと新緑の都大路を練り歩きます。総勢500人余り。中でも十二単をまとい輿に乗った斎王代はひときわ目をひきます。王朝絵巻の艶(あで)やかな雰囲気は見物に集まった人々を魅了します。

※出典:ダイドーグループ日本の祭り

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