日本の祭りレポート

熊野速玉大社 御船祭

くまのはやたまたいしゃ おふねまつり

熊野速玉大社 御船祭1
熊野速玉大社 御船祭2
熊野速玉大社 御船祭3
熊野速玉大社 御船祭4
熊野速玉大社 御船祭5
DATA
10月15日~16日(御船祭は16日) ※毎年同日
和歌山県新宮市新宮 熊野速玉大社
0735-23-3333(新宮市商工観光課)
JR紀勢本線「新宮」駅下車
※取材時2017年の情報です。変更になる場合もございますので、お出かけの際には事前にご確認ください。

ここは神々の降る里

その日、雲は低く山を包みこみ、霊気漂う熊野速玉大社に熊野速玉大神が降臨。ここは神々の降る里(故郷)か、異界への入り口か。10月15日、祭りは「神馬渡御式」に始まり、熊野川端の「杉の御仮宮」古式の神事を行ってふたたび大社の本殿に戻るスケジュール。
翌16日は熊野速玉大神の后である熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ)来臨の再現です。神輿と斎主船、諸手船、神幸船、早船が熊野川を渡御。これぞまぎれもない古代の風景。祭りのフィナーレは熊野川河原の下札場を起点に氏子地区9町の早船競漕があり、御船島を3周。川の参道を渡御した神輿は「杉の御仮宮」で松明の灯りのもと神代の祈りが奉げられます。神話の世界に胸が震え、涙腺がゆるみます。それは1900年の歴史をもつ祭りの重量感なのでしょうか。

【取材・文:苦田秀雄】

概要

世界遺産熊野速玉大社に千数百年以上前から伝わる熊野の神々の来臨を再現する船渡御神事。御神体を乗せた朱塗神幸船・諸手船・斎主船と共に、九隻の早船が櫂引きの音も勇ましく御船島を漕ぎ巡り速さを競います。船渡御が終わると、神霊は御旅所の杉ノ仮宮に導かれ、夕闇の中松明の灯りに古代の祈りが甦ります。(国指定重要無形民俗文化財)

※出典:ダイドーグループ日本の祭り

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