日本の祭りレポート

三社祭

さんじゃまつり

三社祭1
DATA
5月第3日曜日を最終日とする4日間
東京都台東区浅草 浅草神社
03-3844-1575(浅草神社) 
東京メトロ都営浅草線「浅草」駅下車
※取材時2009年の情報です。変更になる場合もございますので、お出かけの際には事前にご確認ください。

三社の誇りは絆といなせ

この祭りは4日間にわたります。第1日目の木曜日の夜、3基の神輿に神霊遷しが行われ、2日目の午後には鳶頭(とびがしら)の木遣(きや)り、「びんざさら」、囃子屋台などの行列が町を練ります。3日目の土曜日には100基以上の町内神輿の連合渡御。神輿3基は拝殿の前で装飾物が外され、紅白の布が巻きつけられて、静かに厳かに最終日の渡御に備えます。ここには江戸下町の空気があります。それは温かみがあり、お互いが助け合う組織。それが「三社祭」の精神でしょうか。彼らはいなせでカッコいい。下町浅草に“せいや せいや”の掛け声が響きます。三栄町宮出し神輿の棒先(ぼうばな)を担ぐ筆者を若者たちがさりげなく庇ってくれました。

【取材・文:苦田秀雄】

概要

東京を代表する祭りのひとつ、三社祭は、浅草の街を神輿が勇壮に練り、びんざさら舞など古典芸能の奉納も行われる、江戸情緒が色濃く感じられる祭りです。浅草神社奉賛会事務局長の内田宗孝さんに、三社祭の見どころをお聞きしました。

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