日本の祭りレポート

さぬき豊浜ちょうさ祭

さぬきとよはまちょうさまつり

さぬき豊浜ちょうさ祭1
さぬき豊浜ちょうさ祭2
さぬき豊浜ちょうさ祭3
さぬき豊浜ちょうさ祭4
さぬき豊浜ちょうさ祭5
DATA
10月第2金曜日~日曜日
香川県観音寺市豊浜地区一帯 一宮公園
0875-23-3933(観音寺市商工観光課)
JR予讃線「豊浜」駅下車  高松自動車道「大野原」IC
※取材時2016年の情報です。変更になる場合もございますので、お出かけの際には事前にご確認ください。

“瀬戸内に金木犀(きんもくせい)が香れば「ちょうさ」が動く”

お旅所の一宮公園に「ちょうさ(太鼓台)」が次々と入場。秋の陽光を受けたそれはまさに豪華絢爛。“ちょうさじゃ~ちょうさじゃ~”の掛け声で彼らは威風堂々。担ぎ上げの「担(か)きくらべ」が披露されます。「ちょうさ」上に若者が2名、4隅にそれぞれ1名が乗り、担ぎ手たちに檄(げき)を飛ばしています。その姿は勇ましく、かっこいい。「ちょうさ」の形は豊穣祈願の「豊」の文字をイメージ。製作費は1基7000万円~1億円。23の町内会がそれぞれ1基所有。
田園地帯を進む「ちょうさ」の群れや、神輿の海上神幸も見逃せません。祭り人は言います。“「ちょうさ」と金木犀の香りこそわが故郷”と。豊浜は「ちょうさ」で動く町。

【取材・文:苦田秀雄】

概要

金糸銀糸の豪華な刺繍で飾られた「ちょうさ」と呼ばれる太鼓台が町を練り歩くちょうさ祭。五穀豊穣や豊漁を願う秋祭りで、華麗さときらびやかさで観る者を魅了します。高さ約5m、重さ約2tもの「ちょうさ」23台が3日間、町内各所で勇壮なかきくらべを繰り広げ、夜には提灯の光と囃子の競演で楽しませてくれます。

※出典:ダイドーグループ日本の祭り

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