日本の祭りレポート

越木岩だんじり祭り

こしきいわだんじりまつり

越木岩だんじり祭り1
DATA
9月22日~23日 ※毎年同日
兵庫県西宮市甑岩町 越木岩神社・苦楽園・越木岩周辺
0798-31-0009(越木岩神社)
阪急電車甲陽線「甲陽園」駅下車  名神高速道路「西宮」IC
※取材時2021年の情報です。変更になる場合もございますので、お出かけの際には事前にご確認ください。

祭りがつくる地域の絆

この祭りには他とは少し違った特徴があります。ひとつは氏子町内会だけではなく、だれでも参加できる祭りであること。中・高校生から40歳までは青い法被(はっぴ)の「越木岩青年会弐番だんじり」。41歳以上からなる白い法被の「OB会壱番だんじり」に班分けされています。ふたつ目の特徴はアルコールのない祭り。
祭りでは2基のだんじりが街を練ります。鉦は“チャリチキ チャリチキ チャンチャカチャン”、太鼓が“ツントコ ツントコ ツントコトン”。太鼓は縁叩きの、いかにも軽やか粋のよさ。それは「出囃子」に始まり「平道」「合いの手」「祝儀」「つなぎ」など各種。だんじりは重量感たっぷりにして気品に満ちた風体。

【取材・文:苦田秀雄】

概要

古くから巨石信仰のある六甲山系で天然記念物の森に鎮座する越木岩神社。例年、秋祭りには神を遷しただんじり二基が太鼓と鉦を打ち鳴らし閑静な住宅街を練り歩きます。受け継がれてきた祭りには老若男女が参加します。夜の苦楽園口駅前ではだんじりの練りまわしが行われ 勇壮で迫力ある祭りは大観衆の熱気と歓声に包まれます。

※出典:ダイドーグループ日本の祭り

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