日本の祭りレポート

近江・左義長まつり

おうみ・ さぎちょうまつり

近江・左義長まつり1
近江・左義長まつり2
近江・左義長まつり3
近江・左義長まつり4
近江・左義長まつり5
DATA
3月中旬の2日間
滋賀県近江八幡市宮内町 日牟禮八幡宮
0748-33-6061(近江八幡駅北口観光案内所)
JR琵琶湖線「近江八幡」駅下車
※取材時2022年の情報です。変更になる場合もございますので、お出かけの際には事前にご確認ください。

信長も踊った

左義長は中国漢の時代に厄除けのまじないとして始まったと伝えられます。近江八幡へは毎年織田信長が正月に安土城で行っていたものが取り入れられたとされ、信長自身も派手な衣装で街に躍り出たことが「信長公記」に記載されています。ここの左義長は前面にその年の干支にちなんだ飾り物を取りつけるのが特徴。その山車が10数基、威勢のいい若者に先導されて市街地を練る姿は圧巻です。さらに2日目の午後には「けんか」という山車のぶつけあいがあり、祭りはさらにヒートアップ。
見逃せないのは干支の飾り物です。それはすべて食べものを素材に作ることになっていて魚介類のカタチや素材感を活用して制作。それらをじっくり見て歩くのも一興です。

取材・文:苦田秀雄

概要

織田信長も安土城下の町衆と共に踊り出た天下の奇祭。各奉納町が干支をテーマに豆やスルメ等の食材で約 3ヶ月をかけて制作したダシ飾りを、7メートルを超す左義長松明に取付け、旧城下町を担いで練り歩きます。ダシの出来栄えを競うコンクールや勇壮な左義長同士のぶつかり合いが行われ、夜には火除け厄除けを願い奉火されます。

※出典:ダイドーグループ日本の祭り

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