日本の祭りレポート
ひわさはちまんじんじゃしゅうきれいたいさい
日和佐の氏子8地区はそれぞれ山車(ちょうさ)をもち、“いっさんじゃい(勇んで行こう)”で担ぎ、“さーせーさーせー(差しあげ)”の掛け声で地域の隅々を練ります。前日の土曜日は宵宮です。正午ごろから神輿が地域を神幸します。
翌朝、日和佐八幡神社には各地区の「ちょうさ」が集まり出番を待っています。一番太鼓の号令で拍子木が打たれ、中学生4人の打子が一斉に太鼓を打てば、「ちょうさ」は“いっさんじゃい、いっさんじゃい”のかけ声で進み、ウミガメの産卵で有名な大浜海岸へ。クライマックスの「浜出」です。そして勢いよく海へ。神様は太平洋の荒波で徹底的に禊がれました。すぐ深くなる海に数名の担ぎ手数名が水没。ここのキャッチフレーズは「ウエルカメ」。
【取材・文:苦田秀雄】
豊漁豊作に感謝するため古くから続く秋祭り。江戸時代からは「ちょうさ」と呼ばれる太鼓屋台が造られ、祭り当日は計8台が町中を勇壮に練り歩きます。打子4人を乗せた太鼓屋台は重さ約1トン。約50人がかりで担ぎ、クライマックスでは一気に海へと暴れ込みます。2018年は神社の創建から700年にあたり、祭り気運はますます高まっています。
※出典:ダイドーグループ日本の祭り
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写真は、日本を代表する祭り写真家・芳賀日向撮影チームによる作品から選びました。
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