日本の祭りレポート

直江津祇園祭

なおえつぎおんさい

直江津祇園祭1
直江津祇園祭2
直江津祇園祭3
直江津祇園祭4
直江津祇園祭5
直江津祇園祭6
直江津祇園祭7
直江津祇園祭8
直江津祇園祭9
直江津祇園祭10
DATA
7月26日~29日 ※毎年同日
新潟県上越市 直江津地区 八坂神社
025-525-1185(直江津祇園祭協賛会)
JR北陸本線「直江津」駅下車
※取材時2023年の情報です。変更になる場合もございますので、お出かけの際には事前にご確認ください。

越後に舞う紙吹雪

この祭りは4日間にわたって多くの催しが行われます。神輿、屋台の市内巡行、花火、小中学校のマーチングバンドパレード、大民踊流しなどが市内を祭り一色に染めあげるのです。とくに見どころは26日の神輿の川下りと迎え花火と最終日の「御饌米奉納」です。神輿は5000発の花火に照らされゆったり川を流れます。そして29日、19町内19基の屋台は勇ましく、元気に街を練り、祭り最終日は八坂神社の参道入り口に19の屋台が集結。各町の屋台が順次参道入り口で激しく囃し、踊る人々の姿は祭りの終わりを惜しむものなのかもしれません。紙吹雪が舞い散ります。それは越後の遅い春を待つ花吹雪。各町内の若者たちそれぞれが参道前で米俵を担ぎ、“おう!”のかけ声で神社に走り込み御饌米を奉納。

取材・文:苦田秀雄

概要

直江津祇園祭は新潟県上越市の港町に伝わる祭りです。1614年の高田開府で多くの寺社が高田へ移る中、八坂神社は祇園祭の時は高田まで出てきて、祭りをすることを条件に直江津に残ったとされ、今も神輿は高田から船で川を下り直江津にやって来ます。最終日には屋台に積まれた「お饌米」を若者が担ぎ八坂神社の参道を駆け抜け奉納します。

※出典:ダイドーグループ日本の祭り

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