日本の祭りレポート

サングヮチャー

さんぐゎちゃー

サングヮチャー1
サングヮチャー2
サングヮチャー3
サングヮチャー4
サングヮチャー5
DATA
旧暦3月3日〜5日
沖縄県うるま市与那城平安座島
098-977-8127(平安座自治会)
沖縄自動車道「沖縄北」IC
※取材時2019年の情報です。変更になる場合もございますので、お出かけの際には事前にご確認ください。

海が割れ、神への道が

巨大な魚が神輿になって海を進みます。ここはうるま市勝連半島から海中道路を渡った平安座島(へんざじま)。「サングワチャー」とは3月のことで、この祭りは女の子の健やかな成長を願う節句です。あわせて豊漁祈願、海難事故者の弔い、島の発展など願いは盛りだくさん。神人に魚を奉納する儀式「トゥダヌイユー」があり、巨大魚神輿は祈りをささげる島ナンザを目指します。これがなかなかの苦行。ナンザではニライカナイの神に向かって拝み、蛸のぶつ切りなどの供物をささげて踊ります。“平安座万人ぬ体ぬ健康、平安座島ぬ発展、叶わちくみそうりんでぬ御願立ち、さぎやびらは、御願事叶わち~”なんとなく意味が解ります。

【取材・文:苦田秀雄】

概要

旧暦3月3日、沖縄各地は白砂を踏み穢れを清める「浜下り」の日。うるま市平安座島で島最大の祭事「サングヮチャー」が行われます。ノロ(神女)に魚を捧げる儀式のあと、大きなタマン(魚)の張りぼてを担ぎ、潮が引いた海を道ジュネーし、島の発展や豊漁を祈願する祭りです。

※出典:ダイドーグループ日本の祭り

フォトムービー

【沖縄県】サングヮチャー 2019年
⽇本の祭りレポート⼀覧へ

その他の日本の祭り

お問い合わせ
PAGE
TOP